アルミボディのシンプルな外装の透過式万華鏡。
デイドリーム属の名前の由来となる作品で、涸井戸の立ち上げ当時から作り続けている思い入れのある作品です。
手ごろな値段に抑える為に、高額な部品（レンズやステンレスパーツ）を使っていません。
その為イベントなど限定での限定販売となっております。

本体の構造はデイドリームと同じです。
デイドリームとの最大の違いは、カラフルなオブジェクトピースに混じって光を通さない黒いパーツが混じっている事です。
そのパーツが明るい画面を黒で切り取り『動くステンドグラス』のような不思議な画像を作り出します。
なお、万華鏡名のシーナリーフローツは『浮く背景』を適当に翻訳した物なので、多分英語としておかしいと思います。

本来は背景ですらないオイルに色をつけた万華鏡です。
色ガラスとオイルの色が混ざり合い、鮮烈な映像が生まれます。
オイルの着色に使っていた素材が手に入らなくなってしまったため、現在は制作を中止しています。
新素材の見当はついているので、その内復活するかもしれません。

万華鏡「アトラス」は、鏡の組み方が他と違うシリーズです。
デイドリーム等は鏡を三枚使った二等辺三角、アトラスは鏡を四枚使った台形。
その特異な鏡の組み方により、画面に光の柱のような物が現れ、とても不思議な映像を作り出します。
この組み方は、アルコやネオンライトにも応用できるので、注文制作などでたまに作っています。

まるで球体のような映像が楽しめる万華鏡「プラネットオーブ」です。
こちらもアトラス同様、鏡の組み方が他の万華鏡とは違っており、他とは違った映像が楽しめます。
鏡の組み方の詳細はリンクにて説明させていただきます。
この組み方もアルコやネオンライトで応用可能です。

デイドリームをオンラインで販売する為に、レンズ対応の本体（パイレックス+ステンレス外装）で作った万華鏡です。別名「デイドリームⅡ型」
こちらは、通常版では使用できない高級素材「スワロフスキー素材」や、独自に開発した「カラーチューブ」等が入っています。

側面採光方式の記念すべき最初期作。通称『スノクリ』。
偏光フィルムを知らない頃に、バックが黒い万華鏡を作りたくて色々と実験していた結果生まれた万華鏡です。
ドライタイプ特有のカシャカシャした音と、瞬間的に変わる映像が特徴。
オイルタイプの台頭や九天泡沫の誕生により現在は生産終了となっています。
ただ、ご要望が多いので復活の可能性も多少なりと存在します。

スノークリスタルをオイルタイプに進化させた万華鏡。
オイルの量を少なめにすることで気泡が発生し、オブジェクトピースと共に目を楽しませる作品です。
外装は、はんだ付けを多用した物からスタートしアルミパーツを使用した物の移行。
現在、九天夜光（ネオンライト）がメインになっているので、こちらは制作を休止しています。

光そのものに着色するといった特異なコンセプトで作られた万華鏡。別名『九天夜光』。
名前の由来の元となった「夜の街に輝くネオンライト」のような鮮やかな発色が特徴。
多分、世界でも涸井戸でしか作ってない異端な万華鏡だと思います。

システムの説明が難しいので箇条書きで…
（1）白い光が色付けされたチェンバーを透過する事で色のついた光に変化
（2）色づいた光が当たる事で本来は透明なオブジェクトピースがカラフルに染め上げられる
（3）青い部分に光が当たると青く、赤い部分に光が当たれば赤く画面が変化
（4）オブジェクト自体も連動して動くので、動きと色の変化が同時に繰り広げられ続ける

虹色の『虹彩』をメインに、中身のオブジェクトピースの種類やオイルの量でいくつもの派生が存在します。
詳しくは個別ページにて

ただでさえ特殊なネオンライトに、より特異な改造を施した怪作。
チェンバーの全高を倍近く長くする事で採り入れる光の量が大幅に増え、その長さにあわせて開発された特殊なオブジェクトピースにより曲線と直線が交じり合う豪華絢爛な映像が生まれました。
また、オイルの研究の成果とオブジェクトピースの特徴的な構造により、映像の移り変わりの滑らかさもトップクラスです。
現時点での涸井戸の最高傑作だと各方面で自慢しています。

色の調整が難しい為、現在は『虹彩（虹色）』『夕霧（青からオレンジまでのグラデーション）』の２点のみのラインナップです。緑系は現在研究中。

涸井戸の偏光万華鏡シリーズの源流ともいえる万華鏡です。別名『真夜中の虹』、通称『アルコ』。
本来なら透明であるオブジェクトピースが、偏光フィルムにより虹色に発色する特殊な万華鏡です。

アルコ属の派生第一弾。通称『レイオス』
特殊な技法でオブジェクトピースを細く加工した作品。
様々に色を変える虹色の線が画面に幾何学模様を作りだします。